駆ける馬
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No.385
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これは、シロノライデンにとっては予定より前の位置、シンボリルドルフにとっては予想より後ろの位置になる。 シロノライデンとしては多分生涯初の好スタートを切ってしまい、何時もより前の競馬になった誤算だったが、ルドルフのそれは完全出遅れであった。 外枠から馬体を合わせてきたルドルフを見るに、何時もの皇帝とは違う印象を澪は受けてしまった。 澪としては本来は最後方から外に出したかったのだが、好スタートとシンボリルドルフの出遅れが影響して内に閉じ込められる結果となった。 前方でギャロップダイナが蓋をすると言う位置取りが更に苦しいのだが、こればかりは仕方が無い。 むしろ内側で気配を殺す事に努めた。 そんなシロノライデンにとって、唯一良い事はペースが早いと言う事。 先頭が潰れてばらけてくれれば内が開く筈だ。 レースは先頭集団が引っ張る早いペースで進んでいく。 だが、ここで誰もにとってもう一つの誤算が生じた。 バックストレッチでシンボリルドルフが掛かったように加速し始めたのだ。
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