駆ける馬
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No.366
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これで天皇賞に向けていい調整になった。 後はシンボリルドルフとのマッチアップで全力を尽くすのみ。 澪はそう決意して検量に向かったのだった。 その10月に2歳牝馬交流重賞のエーデルワイス賞がある。 門別競馬場は小さなトラックで平坦コース。 典型的な地方競馬場だった。 そこに観戦に来た樹里。 樹里だけでなく近いと言う事でエリックと真奈も来ていた。 すっかりお腹が大きく目立つようになってきた真奈。 出産予定は年明け頃になりそうである。 エリックと寄り添う様子は、仲の良い夫婦にしか見えない。 「ラルフがアメリカで走らせたいと言ってた子だからね」 エリックがそう言う。 涼風ファーム生産馬ではないが、最終的な育成はラルフが行った。 ラルフ的には今年一番のお気に入りだったらしく、行けないのを残念がっていたらしい。 「裕美さんが早産になりそうだとか・・・」 「ああ、大丈夫なんだが心配性なのでな」 外国人らしいと言うか、愛情の深さに思わず樹里も笑みがこぼれてしまう。
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