アイドルジョッキーの歩む道は
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No.36
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ペンネーム
┗黒丹
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「私と一緒なのですね、あの子」 どこか遠くを見るように樹里が言う。 「家を守る為に、最適と思われる婿養子と交配し・・・種付けされて産んだ子を家を守れるように調教し世に出す・・・」 あえて自分の身を競走馬に例え、用語を使いつつ遠い目で言う。 樹里が競走馬オーナーになったのも、そんな自分の境遇と競走馬が似ていたからかもしれない。 「だったら、我が子のように送り出して欲しいの」 「分かってますわ、ちょっと愚痴を言いたいだけですもの・・・それに」 一息ついて樹里がにんまり笑う。 「私の可愛い碧ちゃんが全国区になると考えたら・・・嬉しいような、悲しいような」 「ええっ?!」 いきなり話題を振られて碧は焦る。 本当に必要以上にオーナーから可愛がられて、有難いものの面食らっている所だ。
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