アイドルジョッキーの歩む道は
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No.355
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そこで見たのは、野川賢人が上手いと言う事だった。 天才諸澄巧は言うなれば天才である。 鋭い勘と卓抜した閃き、そして全てを俯瞰できる視野と、まさに天才としか表現しようがない。 野川は逆に秀才タイプだ。 しっかりした理論と技術がハイレベルであり、レースを組み立てていくように騎乗する。 碧から見れば諸澄巧は手の内の分からない恐怖感はあるが、野川にはそれが感じない。 ただ、そのレースの組み立て方が相手の嫌がる事を分かってやってるような不快感がどこかにあった。 このレースも野川がきっちりと他の有力馬に隙を見せず勝利。 嫌らしさや不快感はあるが、野川と言う男を理解できるレースだった。 レースが終わると周囲ににこやかに話す野川。 あの愛想の良さを見ると酷い人間に見えないらしいし、若手の中には信奉者もいてるらしい。 全くもって厄介な相手だ。 ただ、碧や黒崎厩舎の面々に接触しようとしないのは、やはり思う所あるらしい。
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