駆ける馬
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No.338
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出産から立ち会った馬と言う思い入れもあるが、この馬のおっとりとした性格には癒されるものがある。 当のシロノライデンは故郷の事や彼女達の事を覚えているのか忘れているのかも分からない。 故に最初はソワソワしていたが、数日すると彼女の知るシロノライデンに戻っていた。 シロノライデンの母馬のシロノホマレも非常におっとりした馬だった。 子出しはそこまで良い馬で無いが、丈夫な子を沢山産んだ。 ただ産んだ子は条件馬が殆どで、最後に産んだシロノライデンが唯一の大物だった。 真奈の父、慎太郎が絶対に大物が出ると信じ続け、最後の賭けで種付けしたダイコータが当たった訳だが、それを見る事はできなかった。 そしてシロノホマレも今では繁殖牝馬を引退し、子馬達の面倒を見るリードホースとしての余生を過ごしている。 のんびりと草を食むシロノライデンを見ながら、今度は自分の手で強い馬を作りたいと思う真奈だったが、エリック達と自分の実力差を思えばまだまだ道は険しい。
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