アイドルジョッキーの歩む道は
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No.337
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それは美波が黒崎厩舎に入った頃に遡る。 里穂と美波は厩務員過程の同期。 美波は遠縁だった黒崎厩舎に勤務先が決まり、その伝で里穂も黒崎厩舎へと入った。 当時の黒崎厩舎は勢いがあり、名伯楽黒崎新五郎を中心に、番頭的立場で調教を統括する木原洋介。 そして熟練の厩務員達。 その中で新任の女子二人は圧倒されるばかりであったが、後の木原洋介の妻である新島美智子のサポートで何とかやっていけていた。 この新島美智子は美波の従姉にあたり、黒崎新五郎の姪でもあった。 そしてその黒崎厩舎の主戦騎手こそ、野川賢人。 当時24歳にして豆州湊の帝王、谷口忠弘と互角に戦える若き名手と言われていた。 しかもイケメンかつ物腰も柔らかく、美波や里穂が心惹かれたのは言うまでもない。 しかしこの男、女癖はすこぶる悪かった。 当時、彼と付き合っていたのは新島美智子。 理由は黒崎新五郎の姪と言う立場だったからだろう。 ヨーロッパ留学中の紗英やまだ高校生の龍也が後継者としては立場が弱いのもあってか、野川は最初美智子に目をつけたようだ。
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