駆ける馬
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No.316
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「何て事したの!」 宝塚記念から少し経って、子供の面会の後に祐志に詰め寄る樹里。 「これは俺の不手際だ・・・陣営にかなり発破をかけ過ぎた」 祐志の話によると、ステートジャガーはかなり調子を落としていたらしく、祐志がかなり強く厩舎側に宝塚記念までに間に合わせろと言ったらしい。 それで焦った厩舎サイドか佐原の競馬スタッフ関係者の誰かが、カフェインを使用して興奮させて調子を上げようとしたようだ。 「警察の捜査が入るわよ」 「もう事情聴取を受けた」 そう言う祐志。 彼からすれば佐原に飛び火だけはさせれないと言うのはあるだろう。 確か、宝塚記念に佐原が来て無かったのは、事前に何か勘付いていたのかもしれない。 「そこでだ・・・佐原のパーティー券を買って欲しい」 「資金が必要なのね・・・分かったわ」 裏金を用立てしろと言われれば躊躇した樹里だが、パーティー券なら真っ当な政治資金として落とせる。 佐原が自分の裏金で事を収めるに当たり足りない分を表で補填すると言う祐志なりの責任の取り方なんだろう。
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