駆ける馬
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No.305
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マイルでは既にルドルフより強いと言われるニホンピロウィナー。 ただこの2頭の直接対決は、戦うステージが違い過ぎて実現は難しいだろう。 その2人の前、坂路を凄い勢いで駆け上がる馬がいた。 その馬の名前はフルダブルガーベラ。 2歳の牝馬だった。 仁藤厩舎に入ったばかりの新馬で父馬はブレイヴェストローマン。 そして、馬主は白幡樹里。 樹里がセリで買った馬だ。 「新馬とは思えへん脚してますな・・・ダートで走りそうですやん」 「営業かいな?乗る馬に困ってへんやろに」 目を細めて笑う仁藤。 調教つけているのは澪だが、こう言う河井のような厩舎周りを欠かさないベテランには好感を持っている。 河井は、トップジョッキーであるのだが、全く偉ぶる事も無い。 「トップの座に踏ん反り返ってたら一気に転げ落ちますよって事ですわ」 「せやな、どこかの誰かに聞かせてやりたいわ」 河井の言葉にニヤリと笑う仁藤。 「どこかの誰かは関東のアレですかいな?・・・先生の所のライデン、ええ感じやし」 「滅多な事言いなや」 河井も仁藤と笑い合う。 宝塚記念では2人共、倒すべき相手を同じとする同志でもあった。
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