アイドルジョッキーの歩む道は
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No.303
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ペンネーム
┗黒丹
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激情で気ままに走るスプリンターがマイルまで持つのかと言う事を考えれば、この人気は順当と言える。 ただ贔屓ではなく里穂は里穂なりに勝機はあるとは思ってはいる。 ジェイアルトゥーベは父方のトウルビヨン系からスピード、母方のリボー系からスタミナを得ている血統構成。 只のスプリンターで終わる器ではない。 ただ、両方の系統共に気性がすこぶる悪いのが悪影響で出ているだけである。 まあ、それが大きな問題なのだが、普段からやんちゃで手がかかるが、寂しがりやで甘えん坊と言うジェイアルトゥーベが単純に可愛くて余計贔屓になっていると言う里穂の事情もある。 そして、いい意味で美波も里穂にとってライバルだからこそ勝って欲しいと言う個人的な気持ちもあった。 やがて、パドックで騎手が跨がっていく時間となる。 「うるさい馬だけど、よろしくね」 「はいっ、思った以上にいい背中ですよ!」 里穂に笑みを見せる由梨。 自信に満ちあふれた顔に里穂もホッとする。
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