アイドルジョッキーの歩む道は
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No.299
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そして、伊豆桜花賞の結果は圧巻であった。 ブラックドラゴンは前3走と同じく、抜群のスタートと共にハナを取るとそのまま押しきり。 ゴールでは大差を付け、コースレコードまで出してしまう走りであった。 一頭だけ次元が違い、負けた陣営からも『時代が悪かったよ』と半ば諦めの言葉が出るぐらいだった。 「この辺りじゃ、全く問題にならねーんだなぁ」 「そりゃあ、あの子は中央のG1を狙える器だもの」 龍也に対して紗英はそう答える。 秋シーズンからは中央参戦すら頭の中にあった。 「俺はな、あの馬と碧に挑戦させたいレースがあるんだ」 「まあ、G1ならどんなレースでもきっと問題無いわ」 「ああ、ブリーダーズカップ・ディスタフに挑戦させたい」 紗英はそのレース名に驚く。 知らぬ名のレースではない・・・ ブリーダーズカップ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップ。 それは、アメリカで行われる世界最高峰のシリーズ戦。 ディスタフと言えば砂の世界最強牝馬決定戦である。 地方競馬の調教師が考えるには、余りに途方もない話であった。
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