駆ける馬
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No.291
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兄弟がそんな会話をした数日後、樹里が涼風ファームにやってきた。 そして、その樹里にヘンリーが報告書を見せる。 英語の報告書で、ビッシリと理由が記載されたそれを見た樹里は、枕元に報告書を置いてヘンリーの胸板に頭を乗せる。 ここはベッドルーム。 ヘンリーと一戦交えた後だ。 「私に異存は無いですわ・・・真奈さんの意見は?」 そう来ると思っていた。 ヘンリーは反対側に居る敦子を撫でながら天井を見る。 樹里と初めて会った頃は化粧っ気も無く女を捨てた母親的な敦子だったが、ヘンリーに毎日可愛がられて女らしさを取り戻して綺麗になっていた。 その敦子も困った顔をする。 「マナの意見は悪く無かったんだ・・・でも若干欠点を補う事を考え過ぎるきらいがあってね・・・」 「そう言う事ですか・・・」 樹里も何となく察する。 要は4兄弟に意見が却下されたのだろう。 「兄貴はマナを相当気に入ってるんだ・・・その分厳しい」 「だから止めれないのよね」 ヘンリーの言葉に敦子もそう付け加える。 敦子もヘンリーに愛され、その愛情の深さが分かっているから尚更だった。
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