アイドルジョッキーの歩む道は
-削除/修正-
処理を選択してください
No.260
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗黒丹
本文
G1に勝ったのに気分が沈みかけたが、碧は自分の両手で頬を叩いて気持ちを切り替える。 そして、ジェイエクスプレスを労うようにポンポンと首筋を叩いて戻ったのだった。 最初に碧を出迎えたのは、普段は控え目にやってくる樹里だった。 その横には婚約者の駿太と弟の尚樹もいた。 「碧ちゃん、有り難う・・・素晴らしいレースでしたわ」 「オーナー、G1勝利おめでとうございます」 思った以上に喜ぶ樹里に碧もホッとしていた。 「僕のクラブはまだG1勝利してないけど、これは嬉しいな・・・それで、あれとの勝負はどうなりそうだい?」 「厳しい相手です・・・もう少し距離が欲しいぐらいです」 あれとはヴィングトールだろう。 御台グループの傑作である馬の素質は駿太も知ってる故の質問だった。 「ヴィングトールは・・・まあ日本の競馬の集大成だよ・・・まさか敵になるとは思わなかったけど!」 「何を言ってるんですか、ご一族でしょうに」 「今の僕は既に浅岡駿太のつもりさ!」 来年のジューンブライドでそうなる予定とは言え、婿入りする故の言葉だろう。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
アイドルジョッキーの歩む道は
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説