アイドルジョッキーの歩む道は
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No.259
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碧が想定しているのは、皐月賞でのヴィングトールとのマッチアップ。 あの電撃の脚に対抗する術は、ジェイエクスプレスの豊かなスタミナを生かした先手必勝の早めの仕掛けが有効なのだと考えたからだ。 直線入り口でジェイエクスプレスは先頭。 残り300mの直線と、中山名物の急坂。 だが、ジェイエクスプレスの手応えは抜群だった。 ぐんぐんと坂なんて無いが如くの加速。 1馬身、2馬身と差は開いて行き、ジェイエクスプレスは軽やかに跳ぶ。 そして4馬身もの差をつけてゴール。 まさしく完勝だった。 完勝にも碧はゴーグルを取り厳しい顔をしていた。 出たタイムは2分2秒。 2歳馬としてはかなり早いタイムだろう。 しかし、ヴィングトールと皐月賞で戦うには1分59秒台は必要だと思っていた。 3秒ならヴィングトールに差しきられている。 そして諸澄巧は、きっとこのデータを脳裏に焼き付けてるだろう。 皐月賞まで人馬共にパワーアップしていないと勝負にもならないに違いない。
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