アイドルジョッキーの歩む道は
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No.257
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ペンネーム
┗黒丹
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障害で鍛えた柔らかい乗り方と、彼の異名は『大穴の沖田』である。 人気薄で一発大穴をG1で何度も決めており、大舞台の強さこそが彼の持ち味だ。 その沖田とワイズフォーミュラは人気を落としていたが、それが逆に発奮材料なのだろう。 そして、諸澄の後ろで隙を伺ってるようにも見えた。 そんなレースはバックストレートを過ぎて3コーナーへ・・・ ペースも変わらず大きな動きはない。 先頭のシャドーハイロウも快調に飛ばし、人気馬もまだ動かない。 碧は位置取りだけを意識していた。 前が詰まる事態だけは避けたいし、クラシックでどこまで通用するかは見たい。 故に碧が動いたのは、4コーナーに入る直前であった。 当然ながら普通なら早い。 だが、もしここにヴィングトールがいたら・・・ このタイミングで動いて差を広げないと差しきられるだろう。 碧は頭の中でヴィングトールを思い浮かべながら、中団からジェイエクスプレスを動かしたのだ。 そしてこれで、人気馬のジョッキー達に緊張が走ったのだった。
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