アイドルジョッキーの歩む道は
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No.253
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┗黒丹
本文
「既に王者の風格って感じ・・・いやぁ手強そうだ」 「でも顔には負けないって書いてますよ、学さん」 待機場で碧に声をかけてきたのは、忍の弟の澤木学だ。 彼はランドバリオスに騎乗。 素質場を回して貰えるだけの実力を身につけてきていた。 「ごめん、碧ちゃんには興味無いんだ・・・ほら、あの人に勝たないと姉ちゃんに怒られるから」 学が視線を送った先は諸澄巧が鞍上で大レースにも関わらずリラックスしていた。 学の方は緊張感が顔に出ているが、こうやって冗談言えるだけの余裕はあるようだ。 「ほんと、学さんて忍さんが好きなんですね」 そう冗談ぽく碧が言えば、学は少し顔を赤くする。 「まあ、姉ちゃんは僕の憧れだから・・・諸澄さんが大嫌いな以外はいい姉だもの」 「何か徹底して嫌ってますよね、忍さんって」 学の方は後輩として諸澄に可愛がられているだけに複雑な心境なのだろう。 気になる話題だが、私語はここまで。 まあ、こんな話で互いに緊張はほぐれてきていた。
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