駆ける馬
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そんな期待は勿論、樹里も同じだ。 スタートの時を心待ちにしていた。 そしてそれは澪も同じ。 仁藤調教師からは『スタートから焦らずじっくりと行け』と簡単な指示があっただけだ。 馬体が大きいだけでなく、ストライドも大跳びでごちゃつく展開はしたくない。 そんな事を考えつつゲートに入るが、大人しいながらもシロノライデンは若干いつもより闘志が乗ってる気はしていた。 勢いよくゲートが開く。 全馬出遅れも無い綺麗なスタート。 シロノライデンは五番手辺りから少しずつ順位を下げていく。 ここまでは仁藤と澪の狙い通りだ。 14頭と多頭数のレース。 当然、先行から中団まではごちゃつく展開となる。 バックストレートに差し掛かる辺りでのシロノライデンは後方から3頭目。 集団からやや離れて追走と言うポジションだった。 ペースは平均。 遅いペースなら嫌だと思っていた澪にとっては平均でも良い。 人気馬の多くが先行の為にペースが落ちないだろうと仁藤も澪も予想はしていた。 そしてこの先は、そんな先行馬泣かせの淀の坂がある。
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