駆ける馬
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No.249
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ゴール板を先頭で駆け抜けたシロノライデン。 直線一気の豪脚こそがこの馬の成長の証だった。 ウイニングランで鬣を優しく撫でる澪。 一年前、初めて会ったシロノライデンはもっさりとした身体が大きいだけの馬だった。 調教でも怠ける癖や遊ぶ癖があり、性格は大人しいものの厄介な所もある馬だった。 それが今や見違えるように変わってきた。 これなら大きなタイトルも・・・ そんな予感を感じさせるような勝利だった。 その澪にマサヒコボーイが寄せてくる。 「いい真似方やな」 愛嬌のある無邪気な笑み。 田沢が澪に声をかける。 「ありがとうございます!真似させて頂きました!」 「アカンで・・・俺のアレをあないやったら先生がガァーってなるで」 相変わらず意味不明な擬音のみの言葉。 この天才の言葉が理解できれば自分もその域に近づくのかもしれないが・・・ 全く分からないよと澪は心の中で泣く。 関西の記者泣かせで評判が悪いと言うが、こんな発言しかないからそうなんだろう。
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