アイドルジョッキーの歩む道は
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No.244
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┗黒丹
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闘志で更に加速したクラウンジェネシスは、まず美月のスティールブロウを抜く。 スティールブロウもまだ巻き返そうと闘志はあったが、流石に脚の限界だったようだ。 そして舞のセットアングルに並び、抜く。 これは絶対能力的な加速の差。 セットアングルに巻き返す脚は無い。 更に由梨のテイエヌドローン。 テイエヌドローンは首を左右に揺らし、既に限界であるようなのに脚色の衰えは無い。 狂ったように必死で走り、涙まで流していた。 極端なレースしかできない馬だが、誰よりも負けず嫌いなのだろう。 今までの届かないレースは彼なりに理解し、そして悔しいと思っていたのだろう。 故に逃げた今日は鬼気迫るばかりに必死。 そして鞍上の由梨も、その必死さに応えるように全力で追っていた。 碧とクラウンジェネシスが迫ってきたのを感じた由梨が鞭を腕ごと回して叩く。 風車鞭・・・ パフォーマンス的なものでもあるが、これで気合いの乗る馬もいたりする。 気難しいテイエヌドローンには逆効果と思いきや、限界の筈のテイエヌドローンはそれに応えた。
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