駆ける馬
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No.226
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そのシロノライデンの動きは、各騎手に緊張をもたらしたのだ。 4コーナー。 馬群が大きく広がりシロノライデンの前で壁を作る。 これは騎手達が示し合わせた訳では無い。 それぞれが勝てる戦術を取った故にシロノライデンをブロックする動きになったのだ。 だが、いつもならもう加速してる筈のシロノライデンはまだ最後方だった。 前方に壁ができても澪はシロノライデンに合図を送る事は無かった。 そして直線・・・ ダイセキテイが先頭集団に並ぶ。 その後ろのホッカイペガサスも猛然と追う。 馬体を合わす2頭。 2頭が叩き合いながら長い直線を駆ける。 残り300mで2頭が集団から抜け出す。 充分に余力のある2頭は馬体を寄せて叩き合い。 壮絶なデットヒートとなった。 そして残り200m・・・ 完全に抜け出しマッチレースの様相になったダイセキテイとホッカイペガサス。 ややホッカイペガサスが頭を出すが、ダイセキテイもそれに食い下がる。 だが・・・ スタンドから異様などよめき。 後方集団の最内から凄まじい勢いで上がってくる馬がいた。 シロノライデンだ。
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