駆ける馬
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No.224
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大した動きが無いのはバックストレッチに入っても一緒。 いや、正確に言うと動けないのだ。 大本命シロノライデンのデキはベテランジョッキー達は見ただけで理解している。 シロノライデンが追い込みをかける前に仕掛けたいのは山々だが、早すぎると捲られる。 かと言って動かなければやられる・・・ それぞれが仕掛けるタイミングを思案していたのだ。 特にその中でもシロノライデンの脚を一番警戒するのはホッカイペガサスの柴原だった。 関東でもトップクラスの名手である彼だが、彼をしてシロノライデンのデキは脅威以外の何者でもなかった。 ホッカイペガサスのスタミナには自信がある。 スタミナだけでなく追い比べた時の根性も非凡な馬だ。 だから先手先手で仕掛けてシロノライデンの末脚を封じる。 そう言うプランでレースを進めていた。 だが、その心がざわめく。 最後方でこのスローペースに落ち着き払ったシロノライデン。 馬がこれだけ落ち着いているのは、つまり騎手も落ち着いていると言う事だ。 小娘だと思っていたが、中々やるようだ。
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