駆ける馬
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久々の競馬場の馬主席でウキウキしてる長女の梓。 物珍しそうに周囲を見ながらも大人しくしている次女の楓。 同い年で親友でもある従姉妹の紗英が付いてきているが、彼女もどこか嬉しそうではある。 「おや、アイドル達が帰ってきたね」 「ご無沙汰していました」 目を細めてそう言うのは父の代からの付き合いの馬主である山野。 資金力や実績もある大馬主の一人だ。 そんな彼以外にも樹里は挨拶回りに忙しい。 本業で関わりのある社長も多いのだ。 そして彼女の子供時代もそうだったが、彼らにとって小さな子供は孫のようで可愛らしいようだ。 中には子供連れで来る馬主もいるからと、お菓子をわざわざ持ってくる者もいるぐらいだ。 「仁藤先生に聞いたけど、無事にデビューできて良かったねぇ」 「はい、この時期までかかってもデビュー出来て良かったです」 山野の言う通り、仕上がりには苦労したと仁藤調教師からも聞いた。 レースを出しながら仕上げていく方法も無くも無いが、むしろじっくり待った方が良いとの判断でこの時期になった。
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