駆ける馬
-削除/修正-
処理を選択してください
No.2024
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
つまり馬に任せて余計な事はするなと言う事だ。 まあ、こんな指示を出すと言う状況だからこそ良い騎手に任せれない訳だ。 むしろ、一線級の馬に縁のない石原に経験を積ませてやるぐらいの感覚で笹村は送り出した訳だ。 そしてゲートが開き各馬ほぼ揃ったスタート。 その中でツインターボのスタートは、出遅れこそ無いものの良くは無かった。 それでも石原はホッとする。 人が乗ると意固地になるツインターボは、調教でも気を損ねると30分以上動かなくなる事すらある。 その上にゲート嫌いで、試験突破に相当苦労させた。 どうも環境が変わると駄目なタイプらしく、笹村厩舎に来た途端に牧場で出来ていた事も出来なくなったのだ。 それだけに最も環境が変わりストレスのかかるレースで、スタート出来ただけでも褒めていいレベルだったのだ。 だが、石原の苦労はここからだった。 スタート時に後ろの方だったツインターボが凄まじい勢いで加速し始める。 小さな馬体が弾丸のように馬群を突き抜けていくのだ。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
駆ける馬
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説