駆ける馬
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No.2020
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牝馬らしい神経質な所もあるサムシングブルーにとって、この速い流れは悪くは無い。 岸田も若手ながら神経質な牝馬の折り合いをつける腕前は非凡な所がある。 その岸田のエスコートで中団を進むサムシングブルーは、先行集団を見ながらコーナーを曲がって行った。 そしてこの速い流れの中で先行集団に位置するスカーレットブーケ。 先行馬にとって間違い無く苦しい展開である筈であったが、悠は確かな手応えを感じていた。 スカーレットブーケはこのハイペースでも余裕があるのだ。 むしろコーナーを曲がりながら、いつ先頭を交わすかを図るだけの余裕すらあった。 つまり、このメンバーの中で能力が一段抜けていたのだ。 コーナーを曲がりながら持ったまま逃げ馬の後ろにピタリとつけ直線に向かう。 府中の長い直線の追い比べが始まると同時に逃げ馬をサッと抜き去る。
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