駆ける馬
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No.2002
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そんな樹里に対して、調教師の松中善勝は笑顔だった。 「ネイチャはまだ身体も出来上がっておらず、3歳の秋以降から力をつけてくると思ってますわ・・・それがこの時期にこれだけやれるのだから上出来やと思いますわ」 「テキの言う通り、きっと秋にはアレといい戦いができます!」 担当厩務員である馬込も同じように言葉を続ける。 馬込にとっては、ネイチャが今まで担当してきた中でも最上級の素質馬だった。 それ故に人に対してはやや我儘な所があるネイチャにこれまでの担当馬以上の愛情を注いでおり、ネイチャも馬込の言う事には素直に従うようになってきている。 「そうですね・・・オーナーが信じてあげないといけませんね」 2人の言葉に樹里はそんなふうに微笑んだのだった。 その週明け頃・・・ 年末までの騎乗を終えアメリカに帰るエイミーの送別会が濱松厩舎で行われていた。 彼女の成績は世界のレベルを日本に知らしめる衝撃の内容だった。 破竹の勢いで勝ちまくった彼女に、世界に追いつこうと努力するホースマン達はまだ世界の差があると知らしめる結果となった。
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