駆ける馬
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No.1990
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┗匿名さん
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だがそのメジロライアンも超スローペースに横平が苦慮していた。 そんな中、オグリキャップだけが泰然自若としていた。 この超スローペースにも全く動じる事は無い。 漠然と走っているとも見えるオグリだったが、内面に溜め込んだ闘志を悠は感じ取っていた。 かつて悠が何を考えているか分からないと評したオグリキャップだったが、確かに今も分からない事が多い。 だが、澪や南の騎乗スタイルやオグリの性格を考えぬいた騎乗から、極限まで闘志を溜め込んだ方が後半の怪物的な精神力を発揮できると悠も思っていた。 故にオグリの『まだ終わってはいない』と言いたげな内面に秘める闘志に手応えを感じるのだ。 これならいけると・・・ そしてレースは中盤を過ぎ、オサイチジョージが徐々にペースを上げて行く。 前半の超スローペースで余力は十分。 自分のペースを上手く作れた。 宝塚記念を制したオサイチジョージは決して弱い馬では無い。 これだけのアドバンテージがあれば、十分勝負できる。
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