駆ける馬
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No.198
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┗匿名さん
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ふと後続と離れたと思い見てみると、1馬身程後ろにつけてきた馬がいた。 トウショウサミットだ。 いつも間にか2番手で追走していた。 先頭争いをすると言うより、真後ろに位置してピッタリと張り付いていた。 (熱くならないでよ・・・) 初対戦のスターライトブルーの気性を知っているとは思えないが、ピタリと後ろにつけられるのを嫌う傾向があり、そうなると暴走気味になる。 横に並ばれるのも我慢できないが、それより追走される方が暴走が多い気は澪もしていた。 勿論後ろにつけられてもある程度離れていれば気にしないが、近いと相当に嫌がる。 なので調教は基本単走だし、中山に来てからの調教も単走しか行っていない。 だから癖を見られたのではなく偶然だと思うが、嫌な所につけられたと澪は心の中で舌打ちする。 その澪の心配通りスターライトブルーが焦れてきた。 いきなり暴走・・・ とまではいかないが、ストレスを溜めながら走っているのが澪にも伝わる。 澪はひたすら我慢我慢と唱え続ける。
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