駆ける馬
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No.1944
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ディザイアは最後方。 馬群から離れて一頭だけ最後方でレースを進めていた。 ヒートアップしていたディザイアはゲートに入る所で普段より騒ぎ、中々ゲート入りできなかった。 更にゲートの中でも落ち着きが無い。 確かに普段から大人しい訳では無いが、今日は余計にヒートアップしているようだった。 故にスタートも出遅れ気味で、それ故に最後方ポジションと化してしまったのだ。 スタートが上手くいかず、冷静さを若干欠いてしまった松中ではあったが、真っ白になってしまった頭で、本能的にこの位置を選んでいた。 どちらかと言えば岸田や熊崎のように直感的に乗るタイプではないが、彼の師匠の山木調教師からは『しっかり普段から訓練しておれば直感は武器になる』と教えられていた。 それは山木自身が騎手時代に、悲運のダービー馬キーストンから学んだ事で、普段から弟子の松中に教えている事だ。
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