駆ける馬
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No.1934
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どちらも実績は薄いが実力馬。 悠はそれを見ながらもじっくりとクリークを宥めて直線に賭ける。 フォルスストレートを抜けて最後のコーナー。 下り坂で勢いがつき、ここで馬群がグッと詰まる。 クリークは7番手程度の内側。 外には変わらずインザウイングス。 そして最後の直線。 約530mの直線はほぼ平坦。 最終コーナーの下りで勢いをつけこの直線に各馬挑む訳だが、早すぎる仕掛けだといくら平坦でも届かない。 クリークと悠は追走しながら、仕掛けたのは300m地点。 こここそが澪と練ったクリークの最適解だった。 クリークは悠の鞭に応え、グンと加速していく。 ラビットとやや勢いの削がれたリーガルケースを抜くのに手間取るが、やや強引に馬群を破る。 日本より馬の間隔を狭めるヨーロッパだと、これぐらい行かないと馬群を抜けられない。 これも澪から聞いていた通りで、悠は馬群をこじ開けるように抜け出すと、先頭集団に取り付く。 先頭はスナージ、そしてクリークにとってライバルと言えるインザウイングス。 そこにクリークが食らいついた。
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