駆ける馬
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No.1930
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良馬場過ぎると逆に悪いコンディションとは、日本では考えられない話だ。 それは日本の競馬場が作られた造形であるのに対し、欧州の場合は自然を競馬場に当てはめたからと言うのも一つ。 それと湿潤な日本の気候は、ある程度の湿り気を大地に与えるのに対し、欧州の気候は乾燥が殆ど常であった。 勿論、これだけ乾燥していれば散水すると言う話だが、それが乾いた大地にどれだけ効果があるのかわからない。 日本では良馬場表記になる天候にこんな穴があるとは、初めての欧州遠征は悠にとって貴重な経験であったのだ。 朝に乾いた馬場を点検し、レース時刻が近づいてくる。 馬場状態はボン・レジェ・・・日本で言う所の良馬場に落ち着いてはいた。 クリークと本馬場に至った悠だが、やはり朝ほどで無いにせよ硬さは乗っていても感じてしまう。 とは言え、条件は皆同じだ。 やれる自信はある。 レースはラビットが逃げを打つ中クリークはインザウイングスと並んで4番手から5番手当たり。 ベルメッツやアサティスはその少し後ろ。 人気のサルサビルはその更に後ろと言う展開だった。
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