駆ける馬
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No.1915
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本文
手を大きく上げる愛美に、エイミーは馬上からハイタッチ。 思い悩む事はあっても、彼女は基本的には陽気なアメリカ人なのだ。 「あれを見ると、まだ世界に追いついていないな」 そんな2人を、複雑な笑顔で見ていた奥原の独白・・・ 正直勝てないと思っていたし、むしろ勝てない事でオーナーには次の決断を促す気ではあった。 だが、嬉しい誤算で勝ってしまった。 これだと次も期待されるが、とは言ってもエイミーは年末までしか居ない。 日本にも彼女に匹敵する騎手はいるが、こんなレベルの馬に中々乗ってくれない訳で・・・ 変に期待されると馬が可哀想ではある。 勝ったのにこんな複雑な気分になるとはな・・・ 奥原の複雑な笑顔は、そんな気持ちの表れだったのである。 そんなエイミーの勝利は、日本の騎手達にある種の緊張感を与えていた。 本日のメインレース、スプリンターズステークスにエイミーは本命馬、アクアパッツァに乗る。 まだ手の内を把握していない彼らにとって、エイミーは悠以上の難敵であるのだ。
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