駆ける馬
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No.1892
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この距離なら牡馬とも渡り合える。 それだけの自信を松中に与えたレースだったのだ。 それなりに良いスタートを切れた秋競馬。 サムシングブルーこそ躓いたものの、アクアパッツァ、ディザイアはそれぞれ目標レースに向けて良いスタートだった。 だが、涼風ファームで休養していたオグリキャップはそうもいかなかった。 宝塚記念後に療養に入ったオグリキャップだが、調子が全く上がらない。 体調の回復を待ってラルフやジョンが調整を始めたものの、彼にしては珍しく走りたがらなかった。 それに旺盛な食欲も戻っていない。 とは言え並の馬より食べてはいたが、調整するラルフが『怪物どころか普通の馬だ』と漏らすぐらい、調整は上手く言っていなかった。 故に栗東への帰厩が大幅に遅れてしまい、ステップレースを使わずに天皇賞直行になってしまう事となった。 しかも栗東に帰ってからの調教も余り走らない。 別の馬と入れ替わったかと言うぐらい走っていない。 不安材料しかない中で唯一良い所は、名手増川が騎乗依頼を快諾してくれた事ぐらいであったのだ。
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