駆ける馬
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No.1870
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そして最後の直線の上り坂。 この過酷な上り坂に各馬の脚は鈍るが、クリークの脚は力強い。 アサティスより力強く伸び、カコイシーズとインザウイングスを直線半ばで捉えて交わし切る。 先頭に躍り出たクリークに内からオールドヴィックが馬体を合わせて並んでくる。 だがクリークも譲らない。 一度は少しオールドヴィックに抜かれたクリークだったが、更に加速して追い越し返す。 だがオールドヴィックも負けてはいない。 英ダービーの裏路線と言える仏愛ダービー勝ち馬だが、その実力は本物。 類稀なる闘争心でクリークに食らいつき再び抜かそうと追い縋る。 これには悠も痺れる。 これこそが本当の死闘・・・ 今までオグリやイナリと繰り広げてきた死闘がここでもできる。 つまり、クリークと共にワールドクラスで死闘が出来ている事に痺れたのだ。 その壮絶な叩き合い。 ゴールまでは後僅か。 クリークもオールドヴィックも譲らない。 だが、勝負を終わらせたのはその2頭では無かった。 その更に内側からスルスルと2頭を抜かした馬がいた。 それはノーマークのダークホースであった。
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