駆ける馬
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1842
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
アスコット競馬場は独特な直角三角形に近い形で、コースには3つのコーナーしか存在しない。 その中でも2400mのコースはコーナー2つを回る訳だが、最初のコーナーを回ると直線区間となる。 その直線区間を終えて最終コーナーを回ると、約500mの直線を経てゴールとなる。 コース形状の特殊さもさる事ながら、このコースの最大の難点が高低差。 高低差20mは日本で最大高低差の中山競馬場の4倍と言う凄まじくタフな構造。 特にゴール前の坂は、まさに心臓破りと言っていい。 そんなタフなコースだが、クリークはいつもと殆ど変わらぬ軽快な走りを見せていた。 だが、悠は慎重に僅かな変化を読み取ろうとしていた。 その僅かな変化がレースの勝敗を決める気がしていたのだ。 昨年のジャパンカップと有馬記念の敗戦は、クリークを飛躍的に成長させた気がする。 故に大阪杯と天皇賞で圧巻のパフォーマンスで勝てた訳だ。 今のクリークなら、このタフなコースでもスタミナは問題無い・・・ そう確信しながら最終コーナーに入っていった。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
駆ける馬
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説