駆ける馬
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No.1829
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速いペースの中での先行、長い直線での早めの抜け出し。 普通なら脚が持たない・・・ それは全ての人が思っただろう。 だが、オグリキャップは普通では無い。 (賢い馬だよなぁ・・・) 鞍上の悠も感心するしかない。 調教から乗っていたが、調教では良い馬だがクリークの方がもっと良いとか思いつつ乗っていた。 だが、それは澪が言った通り調教とレースをオグリキャップ自身が理解して使い分けている・・・ と言うか、レースでしかスイッチが入らないと言うタイプだ。 そしてスイッチの入ったオグリキャップは、正真正銘の怪物だった。 悠は感心しつつ戦慄もする。 彼はスーパークリークがオグリキャップ以上の怪物だと思っていたし、オグリキャップを負かせる自信は常にあった。 だが、オグリキャップに乗り彼の本気を体感した瞬間、その認識が吹き飛んだ。 オグリキャップは本物の怪物だった・・・ 悠が戦慄で身を震わせる中、最後まで力強く走り抜けたオグリキャップがゴール板を先頭で通り過ぎたのだった。
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