駆ける馬
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正面スタンド前でシンボリルドルフは2番手につけ、いつでもカツラギエースを捉えれる体勢。 かなり早い仕掛けでミスターシービーの追い込みすら考えていない走りにも見えたが、カツラギエースの単独逃げの怖さを知る名手だからこその判断だった。 バックストレートからカツラギエースとの差を詰めていくシンボリルドルフ。 3コーナーで1馬身に肉薄。 それに釣られて後続も迫って行く中、ミスターシービーは馬群に飲み込まれていた。 焦るカツラギエースが手を目一杯動かして逃げようとするが、直線に入ってシンボリルドルフがあっさりと抜き去る。 そして単独で中山の坂を駆け登っていった。 カツラギエースも脅威の粘り腰でシンボリルドルフを追うが、ジリジリと差が開いていく。 そして、馬群をこじ開けたミスターシービーがようやく馬群をこじ開ける。 凄まじい末脚で追い上げるミスターシービーだが、余りにも遅すぎた・・・ それでも猛然と突っ込み、ゴール前ではカツラギエースに届く寸前まで持ってくる。 だが、ゴールを駆け抜けたシンボリルドルフは更にその先だったのだ。
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