駆ける馬
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No.1776
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カシマウイングと並走して走るクリークと悠。 この長距離レースで重要なポイントは何にも置いて経験である。 史上初めて二頭の三冠馬が激突した年に始まった日本競馬の大転換期。 グレート制導入や、それに伴うレース改変により長距離レースの多くが廃された。 一般的に距離が長い程、駆け引きの比率が増えてくる。 故に長距離レースが減った昨今、長距離レースを制するのはほぼベテランになっている。 駆け引きに必要な経験がレース数が少ない故に獲れる機会が減ったのだ。 つまりG1最長距離の春の天皇賞を買った澪や、最年少制覇の悠は異常な存在と言えた。 そんなベテラン並みの駆け引きができる悠。 彼はこの流れを読みながらクリークを走らせる。 ほぼ平均ペースはクリークにとって有利。 だが、油断はできない。 相手はあの破天荒な怪物、イナリワンだからだ。 そのイナリワンは中団で折り合っていたのだ。 ベテラン柴原は長距離戦を得意としている。 ライバル岡江と比べると不器用に見られがちな柴原だが、騎乗技術だけでなく駆け引きも一流であった。
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