駆ける馬
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No.1745
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クリークの走りに悠は再び気持ちを固める。 悠もクリークも共に負けて悔しい思いをしてきた。 ならば想いは同じ筈だ。 「一緒に勝つぞ、クリーク」 そう語りかけると、クリークの雰囲気が変わった気がした。 今まで自分で走ろうとしていたクリークが『じゃあお前が御してみろよ』とばかりに悠に主導権を渡したのだ。 そして悠の手綱に応えて、ほんの少しペースを落としたのだ。 全身が痺れるようなこの感覚・・・ 初めて人馬一体になったような気がした。 これなら絶対に勝てる。 そう確信した悠は絶妙にペースを落としながら先頭を行く。 そしてコーナーを周りながらほんの僅か膨らむ。 それは後ろから見ればペースを上げて遠心力で膨らんだように見えただろう。 そのクリークにオサイチジョージとヤエノムテキがまんまと引っかかりペースを上げたのだ。
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