駆ける馬
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No.1743
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┗匿名さん
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本来なら気になる一頭なのだが、今の悠はそれどころじゃない。 クリークとどうレースを組み立てていくかの方が問題なのだ。 昂っていたが落ち着きを取り戻したクリーク。 この昂りはレースに勝ちたいと言う渇望からのものである。 クリークは勝ち負けの概念を理解しており、負けた事で周囲が失望するのを敏感に感じ取っていた。 故に勝たねばと昂った訳だ。 馬と対話まではいかないが、馬の気持ちは察せられる悠・・・ 勝ちたいのは悠も一緒、だから腹をくくった。 ペースが遅いと見るや、クリークに指示を出し先頭に躍り出る。 ジャパンカップのあの破天荒なペースに巻き込まれた時とは違い、自分のペースでレースできればそうは負けない。 しかも互いに『先頭に立つ』と言う意思が合致した気がした。 これがもしかすると会話すると言う事かもしれない。
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