駆ける馬
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No.1735
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3頭並んでの勝負・・・ 外からはそう見えただろう。 サンデーが先頭を走り、半馬身差でロジータとクリミナルタイプ。 3頭は後続を置いてデットヒートするが、差は全く縮まらない。 クリミナルタイプもロジータも全力で追っているし、サンデーもエイミーは馬上で追ってはいる。 だが、クロエはサンデーサイレンスの少し気になる視線を感じていた。 馬の視界は広く、顔を正面向けていてもかなり後方まで見渡す事ができる。 故に横に並んでいるクロエとクリミナルタイプが見えているのは当然だが、サンデーから感じるのは明確な意思を持ってこちらを見ていたのだ。 サンデーは普通馬より随分賢いのはクロエも関わって知っているし、明確な意思でレースをしているのも知っている。 だが、今のサンデーの意思のこもった視線は何か異様だった。 まるでクリミナルタイプとロジータの走りを観察しているようだったのだ。 クロエの背中が冷たくなる。 サンデーは意思を持って、2頭の走りに合わせて少しだけ前を走っているようなのだ。
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