駆ける馬
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1727
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
アラブの資産家達からも種牡馬として買いたいと言う打診もあった。 彼らが買えば、アメリカもしくはヨーロッパでの導入が確定され、それは最もハンロックの願いであった。 だが、その提示額は余りにも低く、牧場経営の危機にあったハンロックにとって到底飲める額では無かったのだ。 逆に日本側からは、熱意と潤沢な資金が用意され、そう言う部分でもハンロックは日本への売却を決めた訳だ。 「あなたにとって、サンデーサイレンスのどこが良かったの?」 祐志にそう問う樹里。 樹里は初めて見た時から、彼の持つ王者のような圧倒的雰囲気に惹かれていた。 そして吉野は、彼の持つ潜在能力を見抜きそれに惚れ込んでいた。 「奴程の性豪は中々いないぞ」 情熱をかけてハンロックを口説き落とした祐志のその言葉に樹里は唖然とする。 「まるであなたみたいね・・・」 「そうかもな、なら必ず成功するぜ」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
スポーツ
>
駆ける馬
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説