駆ける馬
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No.1721
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この時、エイミーとクロエの姉妹は同じ事を考えていた。 インディアンリッジはそう簡単に止まらないと・・・ そのインディアンリッジは先頭を爆走中であった。 初のダートだが、感触はいい。 鞍上のコーエンもダート経験は薄いが、相棒が気持ち良く走っているのは理解していた。 インディアンリッジは彼からしても難しい馬だった。 兎に角ムラがあり過ぎる。 ただ気分の乗った時の爆発力は誰もが認める所で、G 1すら勝っていないこの馬に期待する関係者はかなり多い。 G 1を買っていない馬が種牡馬になる事は、血統的な意味でも珍しくない。 特にマルセル・ブサックの傑作、トウルビヨンの血を引くこの馬の希少価値は大きいが、それが即種牡馬入りする理由かと言われればそうは言えない。 たとえ良血だろうが希少な血だろうが、活躍せねば淘汰されるのが競馬の世界だ。 故にインディアンリッジがここまで評価されるのは、時折見せる爆発的な能力所以であった。 直線に差し掛かってもそのインディアンリッジの脚は衰え無かった。 ここぞとばかりにコーエンは全力で追った。
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