駆ける馬
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No.1619
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ニュージーランド国内ではコンスタントな成績を残すG1馬であるホーリックス。 だが、この芦毛の6歳牝馬を本命視するものはいなかった。 そのダークホースが直線入り口を先頭で駆け抜ける。 ホーリックス鞍上のディ・サリバンはニヤつきが止まらなかった。 父であるディ・サリバン調教師と共に鍛え上げてきたホーリックスは、この狂乱のハイペースに息を上げていない。 もう日本だけでなく本国でも先細りとなっているフェアウェイ系。 その生粋のステイヤー血統から受け継いだ無尽蔵のスタミナは、このハイペースに耐え切る力を与えていた。 更に言えば府中の高速芝コースは、ニュージーランドのタフな芝より遥かに走り易い。 故に極限までスタミナを削り合うこの戦いで、想像以上にアドバンテージを獲れたのだ。 そのディ・サリバンが気合を入れて追うと、ホーリックスは力強く駆ける。 ここまでのタフな戦いが嘘であるかのような力強い走りだった。 それに食らいつこうとしていたホークスターにも差をつけていく。
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