駆ける馬
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No.1565
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一方、先頭を飛ばして大逃げしていたレジェンドテイオーは、最終コーナー辺りで手応えが怪しくなってきていた。 スローな逃げに持ち込めずハイペースで飛ばしてしまった事が原因だが、同じく先行するメジロアルダンの岡江からすれば想定内であった。 岡江はメジロアルダンを高く評価していたし、二強に匹敵するレースができると考えていた。 だが、爆発力勝負となれば分が悪いのも織り込み済みで、故に先手を取って勝負していく戦術を考えていたのだ。 「信じてるよ!キミの力を見せてごらん!」 そう言いつつ岡江は直線に入ると、メジロアルダンにゴーサインを出す。 それに隣のウインドミルも呼応し、2頭は一杯となったレジェンドテイオーを交わして先頭に立つ。 府中の長い直線は先行馬にとって果てしなく長い。 だが、アルダンは力強く駆けていく。 G1級と言いながら脚部不安に悩まされてきたが、ようやくその本領を発揮できるようになった喜びをぶつけるように、メジロアルダンは必死に直線を駆けていく。
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