駆ける馬
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No.1548
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前半、2歳短距離戦らしく一本調子でガンガンに飛ばしていたツケ。 牡馬2頭にスタミナ面で劣るイクノディクタスはそのハイペースに巻き込まれてしまったのだろう。 いくらポテンシャルが高くとも、これだけ削られてしまえば仕方は無い。 逆に後ろから溜めていたアクアパッツァにとっては好都合。 同厩舎同期のディザイアにこそ瞬発力は劣るものの、長く良い脚が使い続けれる良さはこちらが上だ。 トシグリーンを捉え交わし、ハギノハイタッチにも競って頭だけ前に出る。 丁度その位置でゴール。 抜群の勝負強さを見せたのだった。 「困ったわねぇ・・・どちらも2歳チャンピオン狙えちゃうわ」 呟くように言ってニコニコの寛子。 悠が勝ってご機嫌なのもあるが、G1の2頭出しでどちらも本命候補になりそうな状況にウキウキしない調教師などいない。 アクアパッツァ、ディザイア双方共にもう一戦使って阪神ジュベナイルフィリーズを考えていたが、どちらも甲乙つけ難いポテンシャルなだけに寛子にとって嬉しい悩みが増えたのだった。
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