駆ける馬
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No.1493
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それだけにレースが楽しみな澪だった。 そのアメリカ三冠最終レースが行われるベルモントパーク競馬場はニューヨーク州にある。 ニューヨークの郊外にある全米でもトップクラスの規模を誇る競馬場であり、数々のビッグレースが開催される東海岸の競馬の中心地とも言える。 アメリカ三冠最終レース、ベルモントステークスは2400mとアメリカのダート競争においては長距離の部類に入る。 故に距離の壁によりここで涙を飲んだ二冠馬は多い。 そんなレースは三冠戦で初めてサンデーサイレンスが一番人気。 三冠への期待が全てを跳ね除けてサンデーサイレンスを一番人気に押し上げたのだ。 二番人気はイージーゴア。 黄金の貴公子は2度も土にまみれ、漆黒の暴君に一番人気の座を譲り渡していた。 だが、主戦のデイリーはさほど悲観はしていなかった。 「彼は強いが、全てが終わった訳ではないさ」 不敵な笑みは強がりにも見えるが、多少気負いはあってもまだ冷静ではある。 むしろ今までの重圧が消えている分、気楽になった部分はある。
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