駆ける馬
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No.1457
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直線に入りすぐに抜け出して先頭に立つ。 だがサンデーサイレンスは右へ左へとヨレながら真っ直ぐ走らない。 これこそがサンデーサイレンスの本領発揮な訳だが、そんな走り方にも関わらず、グングンと後続を突き放す。 一方、クロエもノースウィンドと共に仕掛ける。 先に仕掛けてロングスパートに入ったイージーゴアは随分と前。 次々と交わすと2番手に上がっていた。 かなり厳しい差だが、ノースウィンドの脚を考えるとこのタイミングまで待つしか無かった。 それでも仕掛けと同時にガツンと加速。 一瞬の加速でトップスピードに乗ると、前の馬を次々と交わしてイージーゴアの背中が見える。 そんな凄まじい加速にもクロエは厳しい顔で追い続ける。 直前の雨に湿ったコースで本来の加速を発揮できていないのだ。 それはイージーゴアと言えど同じだった。 真っ直ぐ走っていないサンデーサイレンスに近付きはしたが、それ以上の差が詰まらない。 サンデーサイレンスの走りを限界故の斜行と見ていたが、全く脚色の衰えが無い事に焦っていく。 その差は全く縮まらない・・・ ゴールを過ぎるまで、全く差は縮まらなかったのだ。
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