駆ける馬
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No.1404
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コーナー付近は重馬場でもいつも以上にコンディションが悪く、まともに走れない馬もいるぐらいだった。 そんな中、スイスイと走っていくレインボーアンバーは、先頭を交わして直線入り口で先頭に立った。 この最悪の重馬場でも何のその。 全く影響無く馬群を引き離しにかかる。 それに対して澪とガステリア。 最終コーナーで後方のままだったが、ポッカリと空いたインに馬を入り込ませる。 普段以上に開いた内側は何も遮る者はいないが、ここは湿地のような有様。 走る度にバシャバシャと普段とは違う水音がしているぐらいだ。 その殆どの馬が避けた内側。 後方から進出したガステリアは最終コーナーから直線に入るまでで10頭近くをごぼう抜き。 直後に入った所では前から3番手にまで上がっていた。 馬場適性とパワーがなければ出来なかった芸当。 パワー全開で中山の川のようになった坂を登っていく。 グングンと遥か前にいたレインボーアンバーの背中が迫ってくるぐらい、パワフルな走りは最低の重馬場も問題にしなかったのだ。
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