駆ける馬
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No.1392
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「でもねぇ・・・」 馬房の前で訪れた樹里にクリスが苦笑する。 「本当に手の焼ける暴君なのよ」 それは樹里も何度も来て理解していた。 毎回来る度に猛獣のような声で威嚇されているし、不用意に近付いた時に噛まれそうになった事もあった。 父のヘイローも気性が荒すぎて肉食獣と言われたが、サンデーサイレンスもそれを彷彿とさせる気性の荒さだ。 ただこれでもマシになったらしい。 特に隣の馬房のノースウィンドが居るとご機嫌な事が多い。 人だけでなく馬にもキツいサンデーサイレンスは馬に対しても当然当たりが強い。 ノースウィンドに対しても最初は当たり散らしていたものの、おっとりとしてマイペースなノースウィンドは我関せずと言った態度で、そのうちサンデーサイレンスも諦めたのか認めたのか・・・ 逆に仲良くなったのである。 そのお陰で人に対する暴君ぶりも少しマシになっていた。 「だから随分とレースに集中できるようになったわ」 「じゃあ楽しみよね」
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