駆ける馬
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No.1375
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マイルまでの距離なら、牝馬でも十分に渡り合える馬が多い。 だが、距離が伸びクラシックディスタンスに近付くと、牡馬に中々勝てなくなってくる。 とは言え、的家はそこまでの心配は無かった。 スタートから中団に付け馬群の中へ。 まるで気配を消すように馬群の中で折り合いをつけ、コーナーを回り直線へ。 団子のようにもつれ合う直線の攻防・・・ 直線半ばでゴーサインを出した的家にプラニフォリアも応え、鋭い切れ味で交わす間も無く抜き去りゴール。 2着との着差はクビだったものの、的家にしてみれば全てがハマった完璧な勝利だった。 これなら来年も国内の中長距離路線で牡馬とも戦っていけるだろう。 そんな予感すらする完勝だったのだ。 これで樹里は香港国際競争を所有馬で完全制覇。 日本では香港競馬の注目度は低いものの、これは決して小さな勝利ではなかったのだ。 そして、暮れの最後の大一番。 有馬記念が始まる。 オグリキャップの差には澪。 このコンビで引退表明したタマモクロスとの最後の戦いに挑む。
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