駆ける馬
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No.1351
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タマモクロスにとっては絶妙と言うべきタイミング。 後方で楽に走れていたからの事で、いつもの白い稲妻のような末脚で直線に入ると次々と交わしていく。 それに追随するのは、ノーマーク外国馬。 ペイザバトラーだった。 ペイザバトラーはアメリカでは一介の二流馬に過ぎなかった。 だが、管理する調教師はアメリカでトップクラスのボビー・フランケン。 騎乗するのはトップジョッキーの1人、クリフト・マッケンジー。 このアメリカ最高峰コンビがこの二流馬に日本の馬場適正を見出し、徹底的に研究してここに送り出したのだ。 勿論、日本最強馬であるタマモクロスの事も研究していた。 外側を捲るタマモクロスに対し、内側で馬体を併せないように抜け出すペイザバトラー。 併せると驚異的な粘りを見せるタマモクロスだから、併せずに瞬発力勝負だけに徹せれば勝てると踏んでいた。 南も先に抜け出すペイザバトラーに馬体を併せようと内に切り込むが、マッケンジーは更に内側に寄せてそうはさせまいとする。
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